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赤ちゃんのあざ
【あざ】 「あざ」とか「ほくろ」というのは医学用語ではありません。 両方とも「母斑(ぼはん)」と言います。母斑は皮膚の奇形と考えられています。 【あざ(母斑)の種類】 一般には「赤あざ」「青・茶・黒あざ」「 […]
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赤ちゃんの赤あざ
赤ちゃんの赤あざは主に血管系のあざです。 ここでは他項で説明されている乳児血管腫(いちご状血管腫)以外の赤あざである 正中部血管腫、単純血管腫、毛細血管拡張性肉芽腫、海綿状血管腫(静脈奇形)、リンパ管腫(リンパ管奇形)に […]
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貧血
【貧血とは】 貧血とは血液が薄くなった状態を言います。 医学的には血中のヘモグロビン濃度や赤血球の数が基準値を下回った場合を貧血と定義します。 子どもの場合、1歳までと思春期に多くみられます。原因としては急速な身体の発育 […]
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食物アレルギー
【食物アレルギーとは】 食物アレルギー診療ガイドライン2016では「食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象」とされています。 また、その侵入経路は問わないとなっ […]
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赤ちゃんの青あざ
青色、褐色、黒色もすべてメラノサイト系細胞による皮膚の奇形です。 代表的なものは黒子(ほくろ)です。 表皮の浅いところにあれば黒く、深いところにあれば褐色、青色となります。 つまり、青色のあざは皮膚の深いところ、主に真皮 […]
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赤ちゃんの茶(褐色)あざ(扁平母斑)
青色、褐色、黒色もすべてメラノサイト系細胞による皮膚の奇形です。 代表的なものは黒子(ほくろ)です。表皮の浅いところにあれば黒く、深いところにあれば褐色、青色となります。 つまり、茶色のあざは皮膚表皮の基底層と言うところ […]
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赤ちゃんの黒あざ(母斑細胞性母斑)
【母斑細胞性母斑】 色素性母斑とも言います。ほくろ(黒子)は色素性母斑ですが、通常は5mm以下で散発性です。 臨床的に問題になることはありません。大きな物は美容的な問題が生じます。 多発する場合はいろいろな病気が考えられ […]
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ペルテス病
【ペルテス病とは】 大腿骨の股関節側の骨端の阻血性(血液が十分とどかないこと)壊死で、骨端症の一つとされています。 原因はいろいろ言われていますが、明らかになっていません 【好発年齢】 3〜12歳と幅広いで […]
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Epstein-Bar(EB)ウイルス感染症(伝染性単核症:IM)
【EBウイルスとは】 EBウイルスはヒトヘルペス属のDNAウイルスで他のヘルペス属ウイルスと同様に終生ヒトと共生関係をたもち、長期にわたって潜在します。世界中に普遍的に存在し、ほぼ100%の方が感染します。 一旦感染する […]
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クラミジア(クラミドフィラ)肺炎
【クラミジア感染症とは】 細胞内寄生菌であるクラミジアと言う細菌は13種類がありますが、人に感染して病気を起こすのは、 ①クラミジア肺炎の原因となるChlamydia pneumoniae ②オウム病の原因菌である C […]
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食物アレルギー診療ガイドライン2021のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical i […]
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アレルギー表示対象品目
食の安全を守るためにスーパーや食料品店で販売される食品の多くに食品表示がされており、国際的な規格のほかに各国毎に食品表示に関する規則・法規があります。 アレルギーの表示の対象には7品目の「特定原材料」と21品目の「特定原 […]
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言葉の遅れ・発音が不明瞭
言葉は人に教えられて覚えるものです。まわりの人の動作を理解し、真似ができるようになり、大人の言葉を理解していくうちに言葉と物が結びついて言葉となっていきます。 言葉を発するには唇から口蓋、舌、喉頭に至るまでの器官が意識し […]
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学校検尿で血尿・蛋白尿を指摘されたら
【学校検尿とは】 昭和48年5月の学校保健法施行令、施行規則の改正により学校での健康診断の一環として義務づけられ、翌年の49年から全国で一斉に始められました。 腎臓病についての治療法や管理の方法が進歩して、子どもの時期に […]
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コロナウイルス感染症
【コロナウイルスとは】 現在、新型コロナウイルス(Novel Coronavirus;2019-nCoV)が問題になっていますが、元来は風邪の原因のウイルスです。 電子顕微鏡像が王冠に似ていることからギリシャ語の王冠を意 […]