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急性副鼻腔炎
【副鼻腔の構造と役割】 鼻の中には、鼻の穴(鼻腔)だけではなく副鼻腔縁という鼻腔を取り囲むように4種類の空間(前頭骨洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞)が8つがあります。これらは小さな穴で繋がっています。 副鼻腔は空気を吸い込 […]
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中耳炎
【耳の構造と役割】 耳は大きく分けると、3つの部分から成り立っています。 外耳:耳介から鼓膜の外まで(外耳道):耳介で音を集めて鼓膜まで音を運ぶ道になります。 中耳:鼓膜からアブミ骨まで:鼓室という部分で耳管を通じて空気 […]
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牛乳アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 牛乳と牛乳を含む加工食品 牛乳以外のヤギ乳やめん羊牛などは、アレルギー表示の範囲外ですが、牛乳と強い交差抗原性があるので摂取できません。 【基本的に除去する必要のないもの】 牛肉 乳酸菌、乳酸カルシ […]
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麦粒腫(ものもらい)・霰粒腫
【目の構造】 【麦粒腫とは】 「ものもらい」、「めばちこ」などと呼ばれています。汗を分泌している汗腺や、脂のでるマイボーム腺の感染症です。 まぶたの痛み、腫れ、ときにかゆみを伴うこともあります。通常は抗生剤 […]
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自己免疫性好中球減少症(autoimmune neutropenia; AIN)
【乳幼児発症の好中球減少症】 一般に好中球減少症は末梢血の好中球絶対数が1500/μl未満と定義します。 しかし、臨床上問題になるのは500/μl未満での易感染性です。また、200/μl未満では感染症を反復するようになり […]
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小麦アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 小麦と小麦を含む加工品 【基本的に除去する必要のないもの】 醤油、穀物酢 麦茶は大麦が材料で,含まれている量も微量のため除去が必要なことは稀です。 米やその他の雑穀類(ひえ、あわ、きび、たかきびなど […]
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大豆アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 一般的な黄色い大豆、黒豆、枝豆、もやし 【基本的に除去する必要のないもの】 大豆油(精製されているため)・醤油や味噌(抗原が分解されているため) いんげん豆、小豆、えんどう豆(グリーン […]
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ピーナッツ(落花生)アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 ピーナッツ(落花生)そのもののほか、ピーナッツバター、ピーナッツクリーム、ピーナッツオイルなどを利用した加工食品 カレーや冷やし中華のタレなど、見た目で判断しにくい場合があるので注意が必要です。 【 […]
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ナッツアレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 症状のでたナッツ、クルミのアレルギーの方はペカンナッツで症状の出る方が多いことがわかっています。 カシューナッツはウルシ科に属するピスタチオと強い抗原交叉反応を認めますので症状が出ることが多いです。 […]
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中隔視神経形成異常症(デ・モルシア症候群)
【中隔視神経形成異常症とは】 目の奥にある視神経が生まれつき萎縮して視力低下があり、いくつかのホルモンが十分に作られなくなるホルモン分泌不全症を伴うことの多い疾患です。 また、脳の真ん中にある透明中隔や脳梁という部分が欠 […]
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甲状腺機能亢進症(Basedow病:バセドウ病)
甲状腺機能亢進症(Basedow病:バセドウ病) 甲状腺機能が亢進する病気はバセドウ病だけではありませんが、ここではBasedow病に関してお話しさせていただきます。 甲状腺ホルオン産生・分泌が亢進する甲状腺機能亢進 […]
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子どもの不安障害
【不安障害とは】 成人の不安障害として代表的なものはパニック障害ですが、小児でも不安障害は認められます。 どんな小児でも不安を抱くことはあります。小さい子では暗闇を怖がったり、年長次では人の前で発表するときに不安になるも […]
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神経伝達物質(脳内ホルモン)
【神経細胞】 脳を構成する細胞には、神経細胞(ニューロン)とグリア細胞があります。 グリア細胞はニューロンを助ける重要な役割をしているだけでなく、その他にも役割があることがわかってきています。 脳は神経細胞がネットワーク […]
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クリオピリン関連周期熱症候群(cryopyrin- associated periodic syndrome: CAPS)
【クリオピリンとは】 クリオリピンは自然免疫系のパターン認識受容体であるNOD-like receptorの一つです。 主に細胞内に存在して、各種病原体由来物質であるPAMPs、内在性炎症惹起物質であるDAMPs、粒子状 […]
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ゴマアレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマ(茶ゴマ) ゴマを含む調味料、ドレッシング、マーガリン、デザート食品などにゴマ油やゴマペースト、ゴマ粕などすりつぶした状態で使用されている。 ゴマを含む香水、化粧品、UVバリア […]