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予防接種関連ストレス反応(immunization stress-related responses: ISRR)
予防接種関連ストレス反応(ISRR)とは 2019年WHOが提唱したもので、ワクチン接種により受けたストレスに関連した一連の反応で、接種前後の不安や恐怖などをきっかけに痛みや身体症状を生じるものです。接種前や接種後数分 […]
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プール熱(咽頭結膜熱)
【プール熱(咽頭結膜熱)とは】 名前のごとく喉が赤くなり、結膜炎を生じ、高熱が出る疾患です。 プールを介してうつることも多いのですが、プールに行かなくても感染します。 原因の微生物はアデノウイルスです。 【 […]
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ヘルパンギーナ
【ヘルパンギーナとは】 口の中に水疱、潰瘍を形成するのが特徴で原因の微生物は手足口病と同じくエンテロウイルスやコクサクキーウイルスです。 【感染様式】 手足口病と同じく飛沫感染、接触感染、経口(糞口)感染で […]
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手足口病
【手足口病とは】 原因となる微生物の代表はコクサクキーA16、A6、エンテロ71などです。最近はコクサクキーA6が流行し、とびひにも似た大きな水疱を形成します。 後に爪の変形や脱落を来すこともあります。 【 […]
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夏かぜ
【夏かぜとは】 文字通り夏にはやる風邪のことを言います。代表的なものとしては手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)などがあります。この3つの病気を「子供の三大夏風邪」と呼ぶそうです。個々の病気を参考にしてくださ […]
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溶連菌感染症
【溶連菌感染症とは】 おもにA群溶血性連鎖球菌という細菌による感染症です。その他にもB群溶連菌によるものがありますが、ここではA群のみをお話しします。 【感染様式】 患者に直接接触することや唾液で感染します […]
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アデノウイルス感染症
【アデノウイルス感染症とは】 アデノウイルスはいろいろな臓器に感染するウイルスで、50以上の型があることが知られています。 そのためアデノウイルスに感染したとしても、型の違うアデノウイルスに再び感染することもあります。 […]
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RSウイルス感染症
【RSウイルス感染症とは】 RS(Respiratory Syncytial)ウイルス(RSV)は、乳幼児の呼吸器感染症の主要な病原ウイルスです。毎年、12月〜2月頃をピークに秋から春先に流行します。 2歳頃までにほとん […]
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小児RSウイルス感染症診療ガイドライン2021のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical in […]
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ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症
【ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症とは】 ヒトメタニューモウイルス(hMPV)は風邪の原因の一つです。大部分は風邪で終わりますが、乳幼児や高齢者では重症化して気管支炎、細気管支炎や肺炎などを起こすことがあります […]
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インフルエンザ
【インフルエンザとは】 インフルエンザというウイルスによる感染症で流行性感冒(流感)とも呼ばれます。 16世紀に冬に流行し春先に収束するこの病気が星やその他の環境に影響することにより起こるのではないかと考えられ、影響する […]
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りんご病(伝染性紅斑)
【りんご病(伝染性紅斑)とは】 パルボウイルスB19に感染することにより生ずる病気で、医学的には伝染性紅斑、英語圏では5th diseaseと呼ばれています。 パルボはラテン語で「小さい」を意味し、ウイルスのなかで最も小 […]
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百日咳
【百日咳とは】 百日咳菌の感染による主に呼吸器系の感染症です。乳児期に接種する3種混合(DPT)或いは4種混合(DPT-IPV)に含まれています。 接種をしていても4〜6歳頃には抗体価が低下するためかかりやすくなります。 […]
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麻疹(はしか)
【麻疹とは】 麻疹は麻疹ウイルスによる感染症で、江戸時代には「命定め」と呼ばれていたほど重症な感染症です。 予防接種のない時代では麻疹に罹患して生き残ることができなければ子どもを持ったお祝いができないほどでした。 衛生状 […]
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風疹(三日ばしか)
【風疹とは】 風疹ウイルスにより、発疹、発熱、リンパ節腫脹を主症状とする感染症です。麻疹(はしか)と類似の症状を呈しますが、麻疹より短期間で治るため「三日ばしか」とも呼ばれています。 【感染様式】 飛沫感染 […]