-
小麦アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 小麦と小麦を含む加工品 【基本的に除去する必要のないもの】 醤油、穀物酢 麦茶は大麦が材料で,含まれている量も微量のため除去が必要なことは稀です。 米やその他の雑穀類(ひえ、あわ、きび、たかきびなど […]
-
大豆アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 一般的な黄色い大豆、黒豆、枝豆、もやし 【基本的に除去する必要のないもの】 大豆油(精製されているため)・醤油や味噌(抗原が分解されているため) いんげん豆、小豆、えんどう豆(グリーン […]
-
ピーナッツ(落花生)アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 ピーナッツ(落花生)そのもののほか、ピーナッツバター、ピーナッツクリーム、ピーナッツオイルなどを利用した加工食品 カレーや冷やし中華のタレなど、見た目で判断しにくい場合があるので注意が必要です。 【 […]
-
ナッツアレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 症状のでたナッツ、クルミのアレルギーの方はペカンナッツで症状の出る方が多いことがわかっています。 カシューナッツはウルシ科に属するピスタチオと強い抗原交叉反応を認めますので症状が出ることが多いです。 […]
-
ゴマアレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマ(茶ゴマ) ゴマを含む調味料、ドレッシング、マーガリン、デザート食品などにゴマ油やゴマペースト、ゴマ粕などすりつぶした状態で使用されている。 ゴマを含む香水、化粧品、UVバリア […]
-
魚アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 症状の出た魚 【基本的に除去する必要のないもの】 かつお出汁、いりこ出汁(パルプアルブミンが主な原因抗原ですが加工すると抗原性が低下することがわかっています。) 水に溶けやすいため高圧処理する缶詰、 […]
-
魚卵アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 症状の出る魚卵 乳児期はイクラを摂取して症状が誘発される場合があります。他国に比べていくらのアレルギーは多いです。 【基本的に除去する必要のないもの】 魚卵以外の卵、また魚卵類をひとくくりにして除去 […]
-
果物・野菜アレルギーと診断されたら
果物・野菜アレルギーと診断されたら 果物アレルギーには2つのタイプがあります。即時型アレルギーと口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome: OAS)です。 即時型アレルギー 即時型ア […]
-
肉アレルギーと診断されたら
肉アレルギーと診断されたら 【食べられないもの】 食べて症状の出た肉 稀ですが、マダニに噛まれたあとに牛肉などの赤身肉のアレルギーがでたり、猫に噛まれたあとに豚肉のアレルギー(豚肉ネコ症候群)が出ることがあります。 […]
-
消化管アレルギー(gastrointestinal allergies)
主に消化器症状を示すアレルギーの総称です。 この中にはIgE依存性、非IgE依存性と両方の性質を持つ混合性の3つに分類されます。 新生児・乳児食物蛋白誘発性胃腸症は非IgE依存性で、好酸球性消化器疾患は混合性の代表です。 […]
-
新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症
【定義と概念】 新生児から乳児にかけて主に牛乳が原因で嘔吐、血便、下痢などの消火器症状により発症する非IgE依存性消化管アレルギーです。IgE抗体が確認される症例もあります。重症例は指定難病とされています。 新生児・乳児 […]
-
好酸球性消化器疾患
定義と概念 好酸球の消化管への集積から好酸球性の炎症が生じ、組織が傷害され機能不全をきたす疾患です。指定難病であり、厚生労働省でガイドラインが公開されています。 分類 障害される部位と原因によって下記のように分類され […]
-
蕁麻疹
【蕁麻疹とは】 皮膚のマスト細胞(肥満細胞)から何らかの機序、通常IgEを介した反応により、脱顆粒(ます細胞内の顆粒が外に出ること)し、皮膚組織内に放出されたヒスタミンなどの化学伝達物質が皮膚小血管と神経に作用して、血管 […]
-
蕁麻疹診療ガイドライン2018のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical in […]