【ビタミンCとは】
コラーゲンの合成、強い抗酸化作用、鉄分の吸収を助ける働きがある水溶性のビタミンです。皮膚や血管の健康維持や美容に欠かせない栄養素です。
【働き】
- コラーゲンを作る:肌、骨、血管を丈夫にする働きがあります。
- 強い抗酸化作用:体の老化やサビを防ぎます。
- 免疫力を高める:病気から体を守ります。白血球の働きを助け、粘膜を強くすることなどで、免疫力を高めます。これで思い出すのが、ライナス・ポーリングです。彼は2度ノーベル賞を取った数少ない科学者です。1度目は量子力学を利用して分子の形や結合の仕組みを解明しています。また、ワトソン・クリックに先駆けてDNAの構造モデルを提案しました。ビタミンCの研究では大量摂取により風邪やガンなどに効くと主張しました。
- 鉄の吸収を助ける:非ヘム鉄の吸収を促進します。ヘム鉄は肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、吸収率は10〜20%と高めです。一方、非ヘム鉄は野菜や海藻類などの植物性食品に多く吸収率は2〜5%程度です。構造的にはヘム鉄はポルフィリンに囲まれた環状構造をとるのに対して、非ヘム鉄ではポルフィリン環を持ちません。薬で使用する鉄剤は非ヘム鉄です。
- 美肌効果:ビタミンCにはシミの原因となるメラニンの生成を抑え、コラーゲンの合成を助けることで、美白やハリ、毛穴の引き締めといった多くの美肌効果をもたらす可能性があります。
【欠乏症】
壊血病です。数週間の摂取不足で生じ得ます。初発症状は倦怠感、進行すると毛包性角化症、毛包周囲出血、点状出血・斑状出血、皮膚乾燥、下腿浮腫、創傷治癒不良などが出てきます。小児でも偏食で生じることがあります。
【過剰症】
高用量(2g/日以上)では下痢、腹痛・鼓腸などの消化器症状が主な有害事象ですが、基本的にまれです。
【必要量】
一般成人の推奨量は男女ともに100mg/日です。一度に沢山とるよりはこまめにとる方が吸収効率が良いです。










