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診療案内 ハチのアナフィラキシー

ハチのアナフィラキシー

【ハチについて】

日本で我々の生命を脅かすハチには、スズメバチ、アシナガバチ、そしてミツバチがあります。ちなみに英語ではハチのことをbeeと言いますね。しかし大きさによってwasp、hornetとも呼ぶのです。waspはスズメバチ、アシナガバチのこともこう呼びます。hornetはオオスズメバチのことを指します。

話がそれますが、アメリカ大統領のほとんどがWASPだと言います。これはWhite-Anglo-Saxon Protestantの略で、白人プロテスタント教徒のことで、アメリカ社会の主流を占めていた初期の移民の子孫のことを指します。WASP出身でない初めての大統領はカトリック教徒のジョン・F・ケネディです。その後、黒人のオバマもなりましたが・・・

エビも大きさによって名前が異なります。小さい方からshrimp、prawn、lobsterとなります。だいぶ話がそれました。ごめんなさい。

【感作】

初めてハチに刺されてもアナフィラキシーになることはまずありません。局所反応だけです。ミツバチに1回刺されると17%の人が感作され、2回目で31%になるという報告があります。感作された人が次に蜂に刺されると20%の確率で全身症状が出ると言われます。一度全身症状が出ると40〜70%の確率で再度全身症状が出現することが報告されています。

【検査】

蜂に刺されたことがあるのなら一度血液検査をすることをお勧めします。もし、抗体価が高いのならアドレナリンの自己注射(エピペン:体重15kg以上が適応)を携帯することをお勧めします。現在では点鼻型のアドレナリンもあります(ネフィー)。刺された後1ヶ月くらい経過してからの検査がお勧めです。特異的IgE抗体が産生されて検出されるのに数週間かかると言われていますので。

【予防】

残念ながら日本では減感作療法はできないようです。アメリカなどではできるようですが・・・

【治療】

全身症状、アナフィラキシーが出現し始めたらアドレナリンの注射を行い、医療機関を受診してください。2相性反応があることがありますので入院ができる施設がお勧めです。

日本で初めてエピペンが処方できるようになった時、最初の適応は蜂アナフィラキシーでした。林野庁の方が山で仕事中に蜂に刺されアナフィラキシーになったときに使用できるようにしたのです。

当院のアナフィラキシーのサイトも参考にしてください。アナフィラキシー

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