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診療案内 乳幼児喘息

乳幼児喘息

小児喘息の80〜90%が6歳までに発症すると言われています。
しかし、その診断は必ずしも容易ではありません。
乳幼児期は年長児にない解剖学的、生理学的特徴があり、副鼻腔炎や気管支炎、血管輪や腫瘍などでも喘鳴をきたすからです。

喘息

 

乳幼児期は喘鳴をきたしやすく小児喘鳴の表現型として
①一過性初期喘鳴群(transient early wheezers)
②非アトピー型喘鳴群(non-atopic wheezerz)
③IgE関連喘鳴/喘息群(IgE-associated wheeze/asthma)
と三つに分類されています。

 

日本では
①一過性初期喘鳴群(transient early wheeze)
②学童期発症群(school-age-onset wheeze)
③乳幼児期発症寛解群(early-childhood-onset remitting wheeze)
④持続性喘鳴群(persistent wheeze)
の4種類があることが明らかにされています。

 

小児アレルギー学会では5歳までの喘息を「乳幼児喘息」とし、24時間以上続く明らかな呼気性喘鳴を3エピソード以上繰り返し、β2刺激薬吸入後に呼気性喘鳴や努力性呼吸・酸素飽和度(SpO2)の改善が認められる場合に「乳幼児喘息」と診断します。
また、呼気性喘鳴を認めるが、β2刺激薬の反応が乏しい症例に対しては「診断的治療」を行い診断するとなっています。

 

「診断的治療」とは重症度に応じた長期管理薬を1ヶ月間投与してその反応を見ることです。
喘鳴がコントロールできた段階で長期間利益を中止して、増悪した場合には投与を再開して喘鳴のコントロールの可否を判断します。
長期間利益の使用の有無にかかわらず症状に変化がない場合には、「乳幼児喘息」はむしろ否定的と判断して再度鑑別診断を行います。

つまり喘鳴があったからといってダラダラ薬を飲む必要は必ずしもないということです。

喘息イラスト

 

乳幼児IgE関連喘息の診断に有用な所見としては

  1. 両親の少なくともどちらかに医師に診断された喘息(既往を含む)がある。
  2. 患児に医師によるアトピー性皮膚炎(既往を含む)がある。
  3. 患児に吸入荒れる銀に対する特異的IgE抗体が検出される
  4. 家族や患児に高IgE血症が存在する。
  5. 喀痰中に好酸球やクレオラ体(剥離した気道上皮が一塊となって観察されたもの)が存在する。
  6. 気道感染がないと思われる時に呼気性喘鳴を来したことがある。

があります。

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