【急性巣状細菌性腎炎とは】
腎臓の実質に膿瘍を形成せずに、局所的に炎症を起こす腎臓の感染症です。腎盂腎炎と腎膿瘍の中間に位置すると言っても良いでしょう。
【症状】
上部尿路感染症ですので、高熱、腰背部痛、腹痛などが典型的な症状です。しかし、頭痛や嘔吐などの非定型的な症状もよく出現します。小児では不明熱の原因にもなります。
【検査】
血液検査にて白血球の増加、CRP値の上昇などの炎症反応が上昇します。尿検査では膀胱炎や腎盂腎炎と異なり、膿尿(白血球尿)が見られないこともよくあります。
【診断】
確定診断は造影CT-scanですが、超音波でも診断がつくことがあります。

【治療】
感受性のある抗生剤の点滴および内服による2~3週間程度の長期の治療が必要です。
【原因】
通常の尿路感染症の原因菌である大腸菌などが原因菌になります。膀胱尿管逆流現象などの先天異常を伴うことも多いです。










