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乳幼児喘息
乳幼児喘息 小児喘息の80〜90%が6歳までに発症すると言われています。 しかし、その診断は必ずしも容易ではありません。 乳幼児期は年長児にない解剖学的、生理学的特徴があり、副鼻腔炎や気管支炎、血管輪や腫瘍などでも喘鳴を […]
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アナフィラキシー
【アナフィラキシーとは・定義】 イソギンチャクの触手に含まれる毒素をイヌに注射し、2〜3週間後に同じ毒素を再び注射すると、イヌは嘔吐、出血性下痢などのショック症状を示し,死亡することが知られています。 これはアレルギー反 […]
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口腔アレルギー症候群(OAS)
【口腔アレルギー症候群とは】 IgE抗体を介した口腔粘膜に限局する即時型アレルギー症状のことを言います。食物アレルギーの特殊型の一つです。 花粉症を合併することが多いので,その際には花粉―食物アレルギー症候群(polle […]
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食物依存性運動誘発性アナフィラキシー(FDEIA)
食物依存性運動誘発性アナフィラキシー (Food dependent excise-induced anaphylaxis; FDEIA) 【食物依存性運動誘発性アナフィラキシーとは・定義】 特定の食物摂取 […]
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アトピー性皮膚炎
【アトピー性皮膚炎とは】 日本皮膚科学会によれば「増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因をもつ。」と定義されています。 アトピー素因とは、アレルギー疾患の家族歴・既往歴の存 […]
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アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical i […]
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アレルギー性鼻炎と花粉症
【アレルギー性鼻炎と花粉症とは】 鼻粘膜のアレルギー反応で、原則的には発作性反復性のくしゃみ、鼻水(水様性)、鼻づまりを主な症状とします。 花粉症は花粉を抗原(アレルギーの原因物質)とするアレルギー性鼻炎で、代表的なもの […]
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鼻アレルギー診療ガイドライン2024のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical i […]
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気管支喘息
【気管支喘息とは】 「喘息は、発作性に起こる気道狭窄によって、喘鳴や呼気延長、呼吸困難を繰り返す疾患である。」と定義されています。 つまり、気管粘膜の慢性の炎症がもとで、急に気管支が細くなり呼吸が苦しくなる発作を繰り返す […]
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小児気管支喘息診療・管理ガイドライン2023のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical i […]
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食物アレルギー
【食物アレルギーとは】 食物アレルギー診療ガイドライン2016では「食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象」とされています。 また、その侵入経路は問わないとなっ […]
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食物アレルギー診療ガイドライン2021のCQ.
【はじめに】 ガイドラインは公益財団法人日本医療機能評価機構が作成した「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017」に準じてエビデンス総体と推奨グレードを設定しています。ちなみにMindsとはmedical i […]
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アレルギー表示対象品目
食の安全を守るためにスーパーや食料品店で販売される食品の多くに食品表示がされており、国際的な規格のほかに各国毎に食品表示に関する規則・法規があります。 アレルギーの表示の対象には7品目の「特定原材料」と21品目の「特定原 […]
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タマゴアレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 鶏卵と鶏卵を含む加工食品、その他の鳥の卵(ウズラの卵など) 【基本的に除去する必要のないもの】 鶏肉・魚卵・卵殻カルシウム 【鶏卵を含む加工食品の例】 マヨネーズ、練り製品(かまぼこ、 […]
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牛乳アレルギーと診断されたら
【食べられないもの】 牛乳と牛乳を含む加工食品 牛乳以外のヤギ乳やめん羊牛などは、アレルギー表示の範囲外ですが、牛乳と強い交差抗原性があるので摂取できません。 【基本的に除去する必要のないもの】 牛肉 乳酸菌、乳酸カルシ […]