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診療案内 乳児のビタミンD欠乏の予防について

近年、ビタミンD欠乏の乳児が増加しており、0〜5ヶ月の乳児の52%がビタミンD欠乏という報告もあります。
ビタミンD欠乏は低カルシウム血症やビタミンD欠乏性くる病の原因になります。
ビタミンD欠乏の予防対策が課題であるため日本小児科学会では2025年に「乳児期のビタミンD欠乏の予防に関する提言」を出しました。

ビタミンDは食事からの摂取と紫外線の作用により皮膚で生合成されます。
そのため、外気浴、外遊びなどの生活習慣指導、および補完食(離乳食)摂取などの栄養指導により、ビタミン欠乏は予防が可能です。国際ガイドラインでは、1歳までは栄養法に関わらず、予防にビタミンD製剤10μg/日の摂取を勧めています。

母乳のビタミンDの含有量は少ないことが知られています。
母乳だけでビタミンD摂取の目安量を超えることは困難です。
そのため、ビタミンDサプリメントの摂取を考慮することが勧められています。

ビタミンDは過剰摂取の危険があるため、医師の指導のもとで摂取することが必要です。
商品名になりますが、森下仁丹からBabyD@(アマゾンなどから購入可能)、BabyD@200(医療機関、薬局からのみ購入可能)があります。
ご希望の方はお申し付けください。

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