月周回衛星「かぐや(SELENE)」は2007年9月14日に打ち上げられました。ちなみにSELENEはギリシャ神話における月の女神セレーネです。これはローマ神話のLUNAに相当します。「かぐや」はアポロ計画以来最大の月探査でした。月の周囲を飛行し、月全体の地形や地質を詳しく調べた結果、月の起源と進化に関して多くの新発見がありました。「月の表と裏では異なる重力異常があること」、「月全体の地形図を作成したこと」、「月の裏側は25億年前まで活動をしていたこと」、「1日中日の当たる場所はなかったこと」などの成果をあげています。特に溶岩が流れた後にできた「溶岩チューブ」を世界で初めて発見しています。「かぐや」は主衛星と2機の子衛星(リレー衛星(おきな)とVARS衛星(おうな)から構成されていました。2009年に月面に制御落下してその使命を終えています。当時の新聞は、「かぐや、月に還る」と報道しました。











