久しぶりの本業です。遅延型(遅発型)食物アレルギーとは、特定の食品を食べてから数時間〜数日後に頭痛、慢性疲労、肌荒れ、消化不良などの不調を引き起こす反応と言われています。また、この検査として食物に対するIgG抗体が測定されることが広まっています。しかし、IgG抗体はアレルギー反応を起こす病因抗体ではなく、日常的な摂取や免疫寛容の成立(食べることができるようになること)を反映する指標であることがわかっています。日本アレルギー学会も国外のアレルギー学会でも特異的IgG抗体測定は、食物アレルギーの診断には有用でないと明確に記載しています。この検査は保険適応がなく、数万円もかかり診断には有用ではありませんので、このような検査はしないことをお勧めします。また、遅延型食物アレルギーの存在自体も明らかにはなっていません。










