ボイジャー2号は1977年8月20日に打ち上げられました。ボイジャー1号が同年9月5日に発射されているので1号より早く出発しています。しかし、1号の方がスピードの速い軌道に乗せられたために追い抜かれています。木星・土星・天王星・海王星を全て訪れた(グランドツアー)唯一の探査機です。天王星・海王星に近づいたのは今でもボイジャー2号だけなのです。1号は木星と土星の2つだけ探査しました。2018年に太陽圏を飛び出し、現在はボイジャー1号とともに太陽風の届かない星間空間を旅しています。
2030年ごろには、ボイジャー2号の電池は完全に切れてしまい、地球との通信は途絶えます。しかし、空気のない宇宙空間では、機体が壊れることはありません。ボイジャー2号は、誰にも知られることなく、静かに、永遠に銀河系の中心を回り続けます。
機体には、いつか出会うかもしれない宇宙人に向けた「地球の生命の歌や挨拶」を録音したゴールデンレコードが積まれています。
地球という星があり、そこに私たちが生きていたという「証(あかし)」を胸に抱いたまま、彼は暗闇の宇宙を10億年以上も旅し続けるのです。


ゴールデンレコード










