1969年アポロ11号が月に初めて着陸してから計6回の有人月面着陸に成功しています。月面に降りた宇宙飛行士は12名になります。大阪万博のアメリカ館にはアポロ11号が月から持ち帰って石が展示されていました。しかし、輝かしい成功の裏には悲劇もありました。アポロ13号です。1970年4月11日に11号、12号と同様に月面着陸を目指してアポロ13号はケネディ宇宙センターから打ち上げられました。ジェームズ・A・ラヴェル船長、ジョン・L・スワイガート司令船操縦士、フレッド・W・ヘイズ月着陸船操縦士の3名が乗組員です。しかし、発射2日後、電線のショートにより機械船の酸素タンクが爆発してしまいました。元々アポロ10号用であったタンクを13号に流用したため、設計変更で据え替えした時に、技師が1本のネジを外し忘れたという、ささいなことが事故原因でした。NASAは月面着陸をあきらめ、搭乗員を本来は2人乗りの着陸船を救命ボートとして移動させ、帰還させるという方法をとりました。深刻な電力不足のため通信以外の電源を切り、船内は氷点下(マイナス6度)近くまで冷え込みました。1970年4月17日、アポロ13号は無事に太平洋上に着水し、3人の飛行士は全員無事に救助されました。乗組員の冷静な判断と、地上の管制センター(ヒューストン)による不眠不休のサポートが生んだ偉業です。
トム・ハンクス主演の映画になっています。私も以前見ましたが、大変面白かったです。アカデミー賞で9部門にノミネートされ、編集賞と音響賞を受賞しています。劇中の台詞「Houston, we have a problem.(ヒューストン、トラブル発生だ)」は非常に有名です。アポロ13号、13時13分に打ち上げられたことは不吉ですね。











