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診療案内 あなたの飲んでいる薬、本当に必要ですか?(その1:抗生剤)

こちらは本業です。医者にとっては常識ですので、一般の方向けに書かせていただきます。

風邪のほとんどはウイルス性疾患です。ウイルスを殺す薬は現時点ではありません。インフルエンザ、水ぼうそう、帯状疱疹、コロナなどの薬はウイルスの増殖を抑える薬なので、一定以上増えてしまうと効果が期待できません。そのため、原則発症48時間以内の投与となっているのです。風邪を治す薬を発明したらノーベル賞を受賞できるとよく言います。

現在は不必要な抗生剤を使用しないように厚生労働省も強く推奨しています。https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001155035.pdf

これは日本だけでなく世界規模の問題とされています。不必要な抗生剤の使用により2050年には抗生剤の効かない薬剤耐性菌が原因の感染症のよる死亡がガンを抜いて死因の第一になることが予想されています。https://yoboukai.co.jp/article/2161/?srsltid=AfmBOoo4Fk2sjD_6klvAAhKEYt-7ofrW4b62wKt8JD7L0-B4rusFUBOe

また、抗生剤を使用する場合であっても適切な抗生剤を使用することが必要です。これに関しては、これから徐々にお話をしたいと思います。抗生剤を投与された場合は、どんな疾患を疑い、どの細菌を考えて処方されたのかを聞かれると良いと思います。

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