皆さんは宇宙が膨張していることは知っていらっしゃると思います。この証明は光のドップラー効果を利用して照明されました。光も波ですので地球に天体が近づいてくれば波長は短くなり、遠ざかっていくと長くなります。波長が長くなれば赤くなり、短くなれば青くなります。これを赤方偏移と青方偏移と言います。アメリカの天文学者ヴィスト・スライファーがドップラー効果を用い銀河の移動を調べたところ、地球から遠ざかっている銀河の方が圧倒的に多いことがわかりました。1929年ハッブル望遠鏡で有名なハッブルは、遠い銀河ほど遠く遠ざかっていうることを見つけました。実はその2年前にジョルジョ・ルメートルも同様の発見をしていました。銀河の遠ざかる速度は、地球からの距離に比例している法則を「ハッブル・ルメートルの法則」と呼びます。しかし、ロシアの科学者アレクサンドル・フリードマンは宇宙が膨張していることをすでに報告していました。彼はアインシュタインの一般相対性理論に基づいて宇宙膨張にたどり着いたのですが、アインシュタインは基本方程式に宇宙定数と呼ばれる定数を意図的に入れ、「宇宙は膨張したり収縮したりしない」と猛反対しました。ハッブル・ルメートルの法則が発見され、アインシュタインは方程式に宇宙定数を入れたことを「生涯最大の過ち」と述べています。天才でも間違えることはあるのですね。

これらの観察に基づいて、科学者たちは、宇宙がビッグバンの直後に急速に膨張したことを発見した。その後、不可解で目に見えない暗黒物質の重力によって膨張は減速した。











