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診療案内 宇宙の話をしよう(95)(小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS)

先日お話ししたハンターズムーン、明日です。雨模様なので綺麗な満月は難しいかもしれませんね。

IKAROS(Interplanetary Kite-craft Accelerated Radiation Of the Sun) はJAXAが開発した世界初の小型ソーラー電力セイル実証機(宇宙ヨット)です。太陽光の力を受けて進むソーラーセイルと呼ばれる帆と、セイルに貼り付けた薄膜太陽電池で太陽光発電を行うことを実証するために開発されました。2010年5月21日にH-IIAロケット17号機で金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げられました。金星近くを通過し、ソーラーセイルによる加速や液晶デバイスを使った姿勢制御に成功しました。2015年に通信が途絶、15日には電波を通信できる見込みがないことで正式に運用を終了しました。

イカロスはギリシャ神話に登場するダイダロスの息子です。ダイダロスは優れた大工であり、クレタ島の王ミノスの命令で迷宮ラビリントス(ラビリントスは迷路という意味です)を設計しました。しかし、ダイダロスとイカロスはミノス王の怒りを買い迷宮に閉じ込められます。ダイダロスは鳥の羽と蝋(ろう)で翼を作り、息子イカロスとともに空を飛んで逃げることを計画します。ダイダロスはイカロスに太陽に近づきすぎないように忠告しますが、イカロスは空高く太陽に向かって飛び上がりました。そのために、蝋が溶けて海へ落下してしまいます。「過剰な欲望や傲慢さ、そして現実の限界を無視した無謀な挑戦は自己破滅を招く」と言う教訓です。成功や栄光をつかんだことで傲慢になり、その油断や過信が原因となって地位や権力を失い、一瞬にして破滅してしまう進路状態や構造のことを「イカロス症候群」と言います。

 

ダイダロスとイカロス

<ダイダロスとイカロス>

た。

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