肺炎球菌感染症
原因となる肺炎球菌は小児の肺炎球菌と同じです。
日本人の死因の4番目が肺炎であり、お年寄りを中心に年間8万人が肺炎で亡くなると言われています。
70歳未満の肺炎の原因ではマイコプラズマ肺炎が一番多いのですが、2番目がこの肺炎球菌によるものです。また、70歳以上の原因では肺炎球菌が一番多く、インフルエンザ桿菌が続きます。
高齢者(65歳以上)、慢性呼吸器疾患、心不全、腎不全、肝硬変、コントロール不良の糖尿病、臓器移植を受ける人、多発性骨髄腫などの血液疾患、後天性免疫不全症、そして脾臓摘出をしたヒトなどはこのワクチンを受けることをお勧めします。
スケジュール
平成26年10月1日から高齢者肺炎球菌ワクチンが定期接種になります。(現行の制度は9月30日までとなります。)これに伴い、世田谷区の費用助成制度が変わりますワクチンは完全予約制となります。ご希望の方はお電話ください。詳しくは世田谷区のホームページをご覧ください。
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副反応
安全性は高いと言われ、重篤な副反応はまれです。接種局所の発赤、疼痛、腫脹などが多くみられる副反応です。