陽射しが強くなり、又、温度・湿度も高くなってきてたくさん汗をかく季節となってきました。
汗による肌トラブルが起きやすい時期です。
暑さ厳しい時にはまず、温度や湿度を空調で調節し、通気性・吸水性のある服装を選びましょう。
ノースリーブだと脇の汗を吸い取ることが出来ないのでTシャツのほうが良いでしょう。
汗をかいたままにしておくと肌が荒れ痒みが出て、白い湿疹・赤い湿疹の“汗疹(あせも)”ができやすくなります。
汗がたまりやすいのは、額・首・手足の関節、そけい部です。
乳児だと布団に面している背中・後頭部・オムツからの蒸れでお尻などが荒れやすい箇所と言われています。
汗をかいたら、
1濡れタオルで優しく拭う
2着替える
3シャワーを浴び、乾燥を防ぐため保湿剤を塗る
など、身体を清潔に保つことが大切です。
シャワーやタオルで拭うことで、必要な皮脂も落ちてしまうので、冬だけではなく夏もしっかり保湿してあげましょう。
また、夏は汗だけではなく、紫外線や虫刺されなどによって肌トラブルを起こすこともあります。
外出の際には、日焼け止めクリームや虫よけクリームも使用するなど、ちょっとした対策で肌荒れを防ぐことができます。
痒みを伴う汗疹が出来てしまった場合、痒みを我慢できずかきむしることでとびひになってしまうこともあります。
汗疹部分が露出しない服を選ぶ、冷やしたタオルなどを患部にあてて痒みを和らげてあげるなどの対応が効果的です。
同時に水分摂取を忘れずに行いましょう。
水分摂取の詳細については2021/9/02の
「熱中症対策における水分摂取のポイント」を合わせてご覧ください。
気持ちよく暑い夏を乗りきりましょう。