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診療案内 熱中症対策における水分摂取のポイント

9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。

マスクをされて過ごされている方も多いかと思いますが、こまめな水分補給をして熱中症予防を心掛け暑い残暑を乗り越えましょう。

今回は熱中症予防である水分補給についてお話しします。

特に子どもは体温調節機能が未熟であるため脱水症状を起こしやすいため注意が必要です。

水分補給のポイントを押さえ熱中症を防ぎましょう。

 

 

1こまめな水分補給を

のどが渇いたと感じた時には、体の水分量は減少していると考えられます。

のどが渇いたと感じる前に水分補給が必要です。

マスクをしているとのどが保湿されているためにのどの渇きには気がつきにくい為、注意しましょう。

また幼い子どもはのどの渇きを訴えることが難しい為、2~3時間ごとに水分を摂取させるとよいでしょう。

 

2飲むタイミング

起床時・入眠前、スポーツや遊びの前後、入浴の前後などにコップ一杯を目安に飲みましょう。

一度に沢山の水分を摂取すると尿として出てしまったり、うまく吸収されなかったりするので注意が必要です。

 

3水分補給だけではなく塩分補給も大切

汗を大量にかくと、体内の水分だけではなく塩分やミネラルも奪われてしまいます。

そこに大量の水を飲むと、血液の中の塩分やミネラル濃度が低くなってしまい熱中症の症状が出ることがあります。

スポーツ後など汗をしっかりかいた時はイオン飲料など少量の塩分が入った水分を補給しましょう。

また塩分の補給には、塩分タブレットや梅干し、味噌汁などもあります。

塩分の入っていない水や麦茶などを飲むときは一緒に塩分を摂取するよう心掛けましょう。

 

4糖分の摂りすぎには注意を

炭酸飲料・果汁飲料・スポーツドリンクには糖分も多く含まれているものがあります。

糖分の摂りすぎにならないよう、食べ物に入っている糖分と合わせて考えて上手に水分摂取ができるようにしましょう。

 

5水分補給としては向かない飲み物

コーヒーにはカフェインが多く含まれています。

カフェインには利尿作用があるので、熱中症対策の水分補給には不向きです。

またアルコールにも利尿作用があるため、大人の方は注意しましょう。

 

6意識がはっきりしない時は水分を摂取させない

意識がもうろうとし受け答えが出来ない時に水分摂取をさせてしまうと、嘔吐してしまったり誤嚥に繋がったりする可能性があります。

無理に飲ませず体を冷やすなどの対策を取り、医療機関を受診しましょう。

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