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診療案内 赤ちゃんの茶(褐色)あざ(扁平母斑)

青色、褐色、黒色もすべてメラノサイト系細胞による皮膚の奇形です。
代表的なものは黒子(ほくろ)です。表皮の浅いところにあれば黒く、深いところにあれば褐色、青色となります。
つまり、茶色のあざは皮膚表皮の基底層と言うところにメラノサイトが集まっているのです。

 

【扁平母斑とは】

日本ではミルクコーヒー斑(カフェオレ斑)とよく言います。
実は日本と世界では扁平母斑の定義が異なります。世界で言う「扁平母斑」は日本で言う「点状集族性母斑」です。

生まれた時から存在し、2〜3歳頃にははっきりしてきます

 

【治療】

がん化することはありませんが自然にはよくなりません。レーザー治療をしても再発が多いのが事実です。専門医とよく相談して治療の適応などを決めて下さい。

 

【特殊型】

① ベッカー母斑

主に男子の肩から胸部に生じる有毛性の褐色母斑で思春期に大きくなる傾向があります。
毛と平滑筋の過誤腫です。

 

② 神経線維腫症Ⅰ型

子供の場合0.5cm以上,大人の場合は1.5cm以上のミルクコーヒー斑が6個以上あれば神経線維腫症1型(von Recklinghausen病)の可能性が高くなります。
常染色体優性遺伝形式を取るので家族兄弟に同じ症状があることがあります。
神経線維腫と呼ばれる腫瘍ができやすく、皮膚の症状以外にも骨の異常や目の異常を伴うことがあります。
詳細はまた他項で述べたいと思います。

 

 

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