日本小児科学会が「5〜17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」を発表しました。ワクチン接種に関する有効性と安全性に関する情報が多く蓄積され、メリットがデメリットを大きく上回ると判断し、健康な小児へのワクチン接種は「意義がある」から「推奨します」という表現に変更されました。
小児患者数の増加に伴い、以前少数であった重症例と死亡例が増加していること
クループ症候群、熱性けいれんの増加、脳症、心筋炎などの10症例が報告されてきていること
新型コロナワクチンがオミクロン株を含めて重症化予防効果が40〜80%程度認められること
新型コロナワクチンの副反応に関しては、12〜17歳の発生率は若年成人と同等であり、5〜11歳においては軽い傾向が示されていること
などが推奨の主な要因です。
詳細は以下のサイトを参考にしてください。
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404