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診療案内 抗インフルエンザ薬について話そう

インフルエンザも流行期に入りました。抗インフルエンザ薬の服用は必ずしも必要ありませんが、乳幼児、高齢者、基礎疾患を持っている方などは重症化の恐れがありますので服用をお勧めいたします。原則は発症48時間以内でないと効果は期待できません。各抗インフルエンザ薬の特徴をまとめましたので参考にしてください。最もオーソドックスな薬はタミフルです。WHOも原則タミフルを勧めています。なお、予防的な服用は保険適応ではありませんので、自費扱い(当院では5000円、薬剤料は含まず)となります。

 

商品名

 

 タミフル リレンザ

 

イナビル ラピアクタ ゾフルーザ
一般名

 

オセルタミビル ザナミビル ラニナビル ベラミビル バロキサビル
製薬形態 経口 吸入 吸入 点滴 経口
作用機序 ノイラミダーゼ阻害 ノイラミダーゼ阻害 ノイラミダーゼ阻害 ノイラミダーゼ阻害 キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害
適応(治療) 1日2回x5日間 1日2回x5日間 単回 単回 単回
適応(予防) 1日1回

x10日間

1日1回x10日間 1日1回

x2日間

適応なし 単回
備考 輸入 輸入 国内生産 国内生産 国内生産

 

当院では点滴のラピアクタは使用いたしません。入院患者さんが適応と考えております。

ゾフルーザは12歳以上の方を適応と考えています。日本感染症学会や日本小児科学会でも同様の考え方です。12歳未満ではタミフルに対して効果が非劣勢ではありますが、変異株の出現が高く、変異株が出現すると発熱以外の症状が改善するまでに要する時間では約2倍、感染性ウイルス排出時間についても明らかに遷延するとの報告があります。

ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフルなど)はウイルスの細胞からの遊離を阻害し、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬(ゾフルーザ)はウイルスのmRNA合成を阻害します。

ゾフルーザの単回服用による予防内服は10日間の効果があるとされています。いずれの場合も予防効果は80%程度です。

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