日本における「宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれるのが糸川英夫です。1955年、東京大学の教授である糸川英夫らにより全長23cm、直径1.8cmの超小型ロケットが開発されました。その形が鉛筆に似ていることから「ペンシルロケット」と呼ばれました。これが、日本の宇宙開発の最初のステップと言われています。彼の名は小惑星の名前になっています。
映画「はやぶさ」を見ましたか?探査機である「はやぶさ」があらゆる困難を乗り越えて太陽系小惑星「イトカワ」からサンプルを持ち帰る話です。世界で初めて小惑星からサンプルを持ち帰ったのです。この小惑星のサンプルを調べることによりイトカワは15億年前に天体衝突によって破壊された破片から生まれたことがわかりました。はやぶさは大気圏に突入する際に燃え尽きてしまい流星となりますが、サンプルの入ったカプセルは地上に落とされました。そのシーンはとても悲しいものがあります。当時の皇后陛下であった美智子上皇后様は「その帰路に己れを焼きし「はやぶさ」の光輝(かがや)かに明かるかりしと』と和歌を読まれております










