寒くなりやっと秋らしくなって来ました。1等星は全天に21個ありますが、実は秋の空には1つしかありません。それが「フォーマルハウト」という星です。「フォーマルハウト」は「南の魚座」の口にあたる部分にある星です。「秋のひとつ星」とも呼ばれ、アラビア語で「魚の口」を意味します。太陽の神アポロンの姿とも言われています。神々の宴に怪物テュポンが現れ、アポロンが魚の姿に返信し星座になったと言われています。「南の魚座」の上には12星座の一つである「水瓶座」があります。「水瓶座」は大神ゼウスの酒を注ぐガニメデスの姿です。「水瓶座」の酒は「南の魚座」の口に注がれています。「水瓶座」ではなくて本当は「酒瓶座」ですよね
春の大三角形、夏の大三角形、冬の大三角形はありますが、秋にはありません。1等星は一つしかありませんが、4つの2等星が作る「秋の大四辺形」というものがあります。ペガスス座とアンドロメダ座の明るい星で構成されています。近くにはアンドロメダの母親であるカシオペア座、ペルセウス座があります。これらの星座に関する神話はまたの機会に話したいと思います。










