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診療案内 宇宙の話をしよう(22)(土星)

土星は太陽系の中で木星に次いで大きい惑星です、はっきりとした輪を持っているのが特徴です。木星と同様にそのほとんどが水素やヘリウムでできたガス惑星です。公転周期は約29.5年、自転周期は約10時間39分です。表面の温度は-185℃〜-122℃で、衛星の数は277個以上あるとされています。

土星の輪は氷でできており、粒の大きさは数cm〜数mくらいです。A環、B環、C環、D環と分けられており、A環とB環の間を「カッシーニの間隙」と呼びます。辻村深月の「この夏の星を見る」に出て来ますよね。コロナ禍で学生活が制限されていた中高生がオンラインで天体観測をする青春小説です。「300年前にカッシーニが⼟星を⾒たのと同じ望遠鏡で、私たちと星を⾒ませんか」がキャッチコピーでした。思えば、あの時の子どもたち、本当にかわいそうでした。

ジョバンニ・カッシーニはこの土星の間隙を発見した天文学者で、土星の探査機の名前にもつけられています。土星の環の幅は数十メートルしかないため、地球から真横に見える時ほとんど見えなくなります。これを「土星の環の消失」といいます。今まさにその時に当たります。今年は3回起こり、最後は11月24日〜25日にほぼ見えなくなります。天体望遠鏡をお持ちの方は是非見てください。約15年に一度の出来事ですので、次に起こるのは2040年頃になってしまいます。

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