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診療案内 宇宙の話をしよう(53)(海王星の衛星)

海王星の衛星の話をするのを忘れていました。海王星の環は土星の環と違い、輪の間に16個の衛星が見つかっています。天王星のように、衛星がこわれて環になったり、環の物質が壊れて衛星になったりしているのかもしれません。輪の中には木星にもある「不規則衛星」は見つかっていません。「不規則衛星」とは公転軌道がだ円であったり、惑星の自転と逆に公転する衛星のことを言います。

トリトンは海王星で最大の衛星です。ギリシャ神話に登場する海神ポセイドーン(ローマ神話のネプトゥーヌス=海王星)とアンピトリーテーの息子である、上半身が人間で下半身が魚の神トリートーンに由来して命名されました。つまり、海王星の子どもということです。トリトンは1846年10月10日にイギリスの天文学者ウィリアム・ラッセルによって発見され、これは海王星の発見から17日後のことでした。彼は自身が製作した口径61cm の望遠鏡を用いてトリトンを発見したのです。

探査機ボイジャー2号によりトリトンの南極表面に、斜めに走る黒い筋を撮影しました。これは地下にあった窒素が温められて待機に噴出する時に、表面付近の炭素化合物や窒素の氷を吹き上げていることで生じる「喫煙の痕跡」であると考えられています。

直径2710kmと地球の月よりやや小さい(約3/4)です。表面は窒素やメタンの氷で覆われています。内部には海があるとも思われています。通常衛星は惑星の自転と同じ方向に公転しますが、トリトンは逆方向、つまり逆行軌道なのです。その理由として、トリトンの成分や大きさは冥王星と極めて似ているため、何らかの力でカイパーベルトから海王星の重力で引きよされたのではないかと考えられています。

1989年、ボイジャー2号が海王星(右)に接近通過を行ったとき、最大の衛星トリトンよりも内側の軌道に、プロテウス、ラリッサ、ガラテア、デスピナ、タラッサ、ナイアドという6個の小さな衛星を発見した。2013年、ハッブル宇宙望遠鏡で観測を行ったショーウォルター氏は、プロテウスとラリッサの間に小さな衛星らしき天体を見つけた。研究の末、今回この天体は衛星であると発表し「ヒッポカンプ」と名付けた。※図の大きさの比率は実際とは異なる。(左: ILLUSTRATION BY MARK R. SHOWALTER, SETI INSTITUTE; 右: IMAGE BY NASA, JPL)

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