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診療案内 宇宙の話をしよう(45)(火星と木星の間)

火星と木星の間には、無数の小天体が公転している領域があります。これを「小惑星帯」と言います。英語では「アステロイドベルト(asteroid belt)」と言いますが、他の場所でも見つかっているため、火星と木星の間のものを特に「メインベルト(main belt)」と言って区別します。現在までに確認されている小惑星だけでも約145万個あります。小惑星は惑星になることができなかった天体です。小惑星帯の天体は、太陽系形成初期の物質が木星の強い重力によって集まってそのまま残ったもの、あるいは惑星の形成過程での衝突によって破壊された破片であると考えられています。これらの小惑星は時に衝突します。その破片が地球にやってきて落ちると「いん石」となります。ほとんどのいん石の正体はこの小惑星が元になっています。小惑星帯には太陽系形成初期の物質がそのまま残っていると考えられており、太陽系形成の歴史を知るための重要な情報源となっています。JAXAのハヤブサが探索した小惑星「イトカワ」はもともとこの小惑星帯にありましたが、現在では軌道が変わり地球近傍を回るようになっています。

 

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