惑星や準惑星、小惑星の周囲を公転している天体を衛星と呼びます。地球の衛星は月です。水星、金星には衛星はありません。火星には2個、木星には72個、土星には66、天王星には27、海王星には14衛星が確定されていますが、木星、土星、天王星、海王星はこれ以外にも報告されているので増える可能性が高いです。村上春樹の小説「IQ84」では月が2つ出てきますね。火星の衛星はフォボスとダイモスと名付けられています。これは火星、マースが戦争の神の名前であることから、「狼狽」と「恐怖」という意味だそうです。この名前も軍神アーレスの子どもの名前です。2つとも小さな衛星でじゃがいものような形をしています。