皆さんはジュール・ベルヌという人を知っていますか?知らなくてもきっと何らかの形で関係していると思います。
彼は1982年フランスのロワール州のナントという土地で生まれたSF小説家です。SF小説の父とも言われています。ロワールといえばワインで有名ですよね。フランス最長のロワール河沿岸に広がる地域で色々なタイプのワインが造られています。代表的なブドウとしては白ワイン用としてはミュスカデ、シュナン・ブラン、赤ワイン用としてはカベルネ・フラン、グロロがあります。
少し話が逸れました。彼は父親に法律家になるようにと強制的に法律学校に入れられたのですが、あまりにも頑固に文学の道を目指したので、最終的には父親が折れたそうです。彼が150年以上前に書いた小説が「地球から月へ」です。そのほかにも「八十日間世界一周」、「十五少年漂流記」を書いています。読んだことはないかもしれませんが、名前だけは聞いたことがあると思います。そして「ミステリーアイランド」「海底二万マイル」です。そう、東京ディズニーシーにあるテーマポート「ミステリーアイランド」とアトラクション「海底二万マイル」です。また、彼の書いた「地球から月へ」は宇宙開発の歴史で特別な本なのです。この本は2008年、国際宇宙ステーションに(ISS)に持って行かれているのです。彼の書いた本に魅せられて、のちに述べるツィオルコフスキーやオーベルトが「ロケットの父」と呼ばれるようになったのです。彼らの話はまた今度にしましょう。