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診療案内 宇宙の話をしよう(54)(日食と相対性理論)

先日、プラネタリウムに行ってまいりました。今回はその時に教えてもらった、アインシュタインの相対性理論が日食により証明されたお話をしたいと思います。

日食は新月の時に月が太陽の前を横切ることにより、太陽の一部あるいは全部が隠される天文現象です。全部が隠れる皆既日食、一部が隠れる部分日食、太陽の周囲が見える金環日食があります。太陽と地球の間に月が一直線になることで発生することは中学三年生で習いましたよね。

通常日食で調べることは太陽のコロナや太陽の外層大気などですが、アインシュタインの相対性理論の証明にも役立ったのです。重力はアイザック・ニュートンにより発見されましたが、重力の正体は何かがわかっていませんでした。それを理論づけたのがアインシュタインの相対性理論です。重力とは「質量による時空(時間と空間)の歪み」だということです。よくわからないですよね。アインシュタインが相対性理論を発表した時にも、理解できたのは数人だと言われています。

アインシュタインは日食の際に空間が歪むということがわかると予測していました。1919年、イギリスの天文学者であるアーサー・エディントンはプリンシペ島で皆既日食の撮影をしたのです。その結果、太陽の周りを通過する星の光が、太陽という大きな物体により、アインシュタインの理論通りわずかに曲げられていることが確認されたのです。アインシュタインの相対性理論が証明された瞬間です。アインシュタインの母国であるドイツとエディントンの母国イギリスは第一次世界大戦での敵国同士でした。アインシュタインはイギリスに寄った際にエディントンに会ったそうです。1919年は第一次世界大戦が終わったばかりでありましたが、この出会いが本当の第一次世界大戦の終わりとも言われています。

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