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診療案内 聞き取り困難/聴覚情報処理障害(LiD/APD)

LiO/APDとは】

 LiD/APD は、「聴力検査などでは問題はないが、なぜか聞き取りにくい」という症状を持つものです。LiDListening Difficulties(聞き取り困難)、APDAuditory Processing Disorders(聴覚情報処理障害)の略です。

【症状】

 静かなところやはっきりと話してくれると問題なく聞き取れるのですが、雑音の中で言葉を聞いたり、話が単調で長くなる、複数人が同時に話しているなど、聞き取りの環境が悪化すると顕著に聞き取りにくさを感じます。

【原因】

 現在は、聞き取りにおける注意機能が関係していると考えられています。話し手に注目したいにも関わらず、周囲の雑音や話しとは関係なく重い負荷部頭の中の思考に注意が向いてしまいます。LiD/APDの原因は最近わかって来たのでさらなる研究が必要です。

 このような聞き取りにおける注意機能は、発達障害やADHDに多く見られます。

【頻度】

 小児だけでなく成人にも見られ、およそ12%の人にこの症状が認められます。子どのでこの症状を持つ場合、発達障害がある場合が多い傾向があります。

【診断基準(案)】

 まだ確立された診断基準がなく、日本国内での認知度もまだ十分でない状況です。現在診断基準が作成されている最中です。ここでは案を示します。

 

必須条件

  • 純音聴力試験が両側、4分法B500Hz1000Hz2000Hz4000Hzの平均)にて25dB未満、かつ特定の宗派しいで25dB以上の閾値上昇がない。
  • 語音明瞭度が正常範囲(静寂下の語音明瞭度が85%以上)
  • 聞き取り困難の自覚症状を認める(小渕らの聞こえにくさの質問紙100点未満、または小川らの聞こえの困難さ検出チェックリスト6点)

以上1-3を全て満たすものをLiD/APDとする

【対応】

 聞き取りにくさは、本人の努力だけではなく、周囲が配慮することでかなり軽減します。話をするときは場所を選び、わかりやすい表現、話し方で伝えることが重要です。

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