ここからは個々の惑星の話をしてみたいと思います。まずは水星です。英語でマーキュリー(Mercury)です。マーキュリーはローマ神話の商業と足の早い盗賊の神メルクリウスにちなんだ名前です。水星は太陽の周りを早く回ることからこの名前がつけられました。実はエルメスはメルクリウスのギリシャ名なのです。高級ブランドヘルメスは商業の神エルメスにちなんだ訳ではなく、創業者、ティエリー・エルメスの名前が由来です。メルカリはローマ名のメルクリウスが由来ですね。水星には水がありませんが、日本では惑星の名前を曜日の名前にしているのです。昔は、火や水、木、金のようなものがこの世界を支配していると考えた時代があって、その頃にこういったものを曜日の名前にしようとしたらしいです。
水星は惑星の中で最小です。衛星はありません。ほぼ月と同じくらいのサイズです。元々は金星の衛星であったと言われてもいます。昼夜の温度差が激しく、昼は430℃、夜間はマイナス170℃以下になります。とても住むことはできません。水星の1日は地球時間で約176日です。水星が約59日で自転する一方、太陽の周囲を約88日で公転します。このゆっくりした自転と早い公転の組み合わせにより水星が太陽を2周する間に、水星の「1日」(日の出から次の日まで)が地球時間で約176日にもなってしまうのです。つまり、1日が1年より長いということです。
水星には傾きがほとんどないために(2度)季節がありません。水星を見るのに一番良いのは夕方で水平線の少し上に見られますが、すぐ消えてしまいます。












