星座とは夜空の星の中で明るい星を結んで人や動物の形に見立てたものです。古代ギリシャ神話では物語としても伝えられています。星座は国や時代によってちがっています。例えば冬の空で見ることのできるオリオン座は日本では「鼓星(つづみほし)」や「三ツ星」と呼ばれています。確かに日本人にとっては「つづみ星」の方がしっくりきます。しかし、20世紀の初めに国際天文学連合(International Astronomical Union: AIU)により88個に整理されました。
それでは誰が星座の名付け親なのでしょうか?ギリシャ人天文学者プテロマイオスが古代ギリシャ神話を元にしてまとめた「プトレマイオスの48星座:トレミーの48星座」をベースに決定しています。48星座はもちろん北半球で見ることのできる星座です。その後、南半球でしか見ることのできない星座が加わっています。プトレマイオスの他にも、ラカイユ、バイエル、ヘベリウス、ロワイエ、バルチュウス、ティコ・ブラーエらの星座が採用され88星座になっています。ティコ・ブラーエはケプラーの先生とも言える人です。










