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診療案内 食品による誤嚥・窒息防止について

時々ニュースで、子どもの食事中の窒息などを目にする事があるかと思います。

子どもは気道の直径が成人よりも小さく、小さな異物でも詰まりやすいのです。

同時に、咳の反射も大人に比べると、まだ弱いため、詰まったものを外に出しにくく、誤嚥、窒息といった事故が多くなります。

乳児はもちろん、自分で食べられるようになった年齢でも食事中は注意が必要です。

 

食べ物等がのどに詰まり気道が塞がって呼吸ができず、酸素不足になった状態を「窒息」、

食べ物等がのどに詰まらずに声帯を越えて、気管に入ってしまうと「誤嚥」となり、

窒息や肺炎・気管支炎に繋がることもあります。

 

事故防止のため、以下のことに注意しましょう。

①ナッツ類・豆・ポップコーン・キャンディなどは5歳以下の子どもには食べさせない。

ピーナッツ、炒り豆、枝豆等の豆類、アーモンド等のナッツ類は固く、かみ砕く前に息を吸った時などに、のどに落ちてしまうことがあります。

また、豆が気管支に入ってしまうと、水分を含み膨らんでしまい窒息の恐れもあり大変危険です。
(どうしても豆類を食べさせたい時は、潰すかペースト状にしてあげてください。)

 

②4等分にしましょう!

ミニトマトや丸チーズ、ブドウなど丸ごと食べると、窒息するリスクがあります。

乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう。

窒息しやすいものの形や性質として、

「弾力があるもの、つるっとしたもの、丸いもの、粘着性が高いもの、固いもの」といった特徴が挙げられます。

これらの物は嚙む力がついてきても、噛む前にするっと喉奥に入ってしまうことがあり危険です。

 

③食べる時の行動、食べ方も大切!

・窒息は食品側の要因だけでなく、子どもの食べ方に要因がある場合もあります。

食事中は食べることに集中させ、姿勢良く、よく噛んで食べるよう促しましょう。
食べ物を口に入れたまま、走ったり、笑ったり声を出したりすると、誤って食べ物がのどに落ちてしまい誤嚥や窒息が起きるリスクがあります。

・食べものを口に入れる前に水分を取ってのどを十分潤すことも誤嚥を防ぐことに繋がります。

・自分で食べられるようになると、口に食べ物を詰め込んでしまうこともあります。

一口の量は少なく、自分で食べられる年齢になっても、必ず大人の目を離さない見守りが必要です。

 

ソレイユ利用の際は、特に体調が悪く、普段よりのどに食べ物がつまりやすい事が考えられます。
昼食の食材は小さめに切ってご持参いたただくようお願いいたします。

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