3月3日はひな祭りですが、3の形が耳に似ていることから耳の日でもあります。
耳の役割は、音を聞く・集めるだけではありません。
体のバランスを取ったり、気圧の変化を調整したりするなど大切な役割があります。
ですので、保育園では耳の日には子ども達に耳の近くで大きな声を出さないでね、耳に物を入れないでねと話して耳を大切にするよう話すことが多いです。
お家でも、色々な音に耳を澄ませて、鳥のさえずりや踏切の音などをお子様と一緒に聞いてみてはいかがでしょう。
どんなふうに聞こえたと尋ねるとお子様なりの聞こえ方があることが分かり面白いですよ。
あまり意識することの無い音を集中して聞いてみるのも、耳の聞こえを意識するきっかけになるかと思います。
さて、子どもは耳管の構造上、細菌やウイルスが侵入しやすく急性中耳炎にかかりやすいと言われています。
急性中耳炎の症状は、耳の痛み、発熱、耳垂れなどがあります。乳児の場合は不機嫌になったり、ミルクや食事を摂らなくなったりすることもあります。
風症状があり耳を触っているなどの様子が見られる場合、早めに医療機関を受診しましょう。