粗大運動としては三輪車に乗ることができたり、足を交互に出して階段を上ることができるようになります。
微細運動では手を挙げてボールを投げることができたり、〇が書けるようになります。
自分の名前、年齢が言え、大きい小さい、長い短いなどの概念がわかります。また、頭、顔、鼻などの身体の部分を
認識でき指で指すことができます。色がわかるようになります。
「今日は誰と来たの?」「何にのってきたの?」に答えることができます。
3歳健診では視力・聴力の検査も重要です。この時期までに異常を見つけてあげることが大切です。
ごっこ遊びを好み、「一緒に使う」、「順番を待つ」などのルールも徐々にわかるようになります。
【アドバイス】
- 規則正しい生活をするようにしてください。起きる時間、食事の時間、お風呂の時間、
寝る時間などをだいたい一緒に時間にしましょう。 - 歌を歌うことは言葉の発育を促します。一緒に歌ってあげて下さい。
童歌などがお勧めです。 - たくさん本を読んであげて下さい。
読むときは、「〇〇ちゃんだったらどうした?」「〇〇ちゃんはどう思った?」など
たくさん質問をしてあげてお話を膨らませてあげて下さい。考える力がつきます。 - 走ることやジャンプすることが上手になります。
身体を動かす習慣をつけることも大切ですので、御両親と一緒に運動をしましょう。 - 日焼けは大敵です。日焼け止めを塗ってあげて下さい。
- テレビやスマホを見せる時間は長くても2時間以内にして下さい。テレビを見るときは1人で見せることはしないで、大人と一緒に見るようにして、話かけたりしましょう。
決してテレビから一方通行にしないことが大切です。 - 食事中は目を離さないようにして下さい。ナッツ類やポップコーンはまだ安全ではありません。5歳までは与えないようにしましょう。
- 誰でも怒りや葛藤の気持ちを持ちます。そのこと自体は問題ではありません。
お子さんが表現してくれたら「そうだったんだね」「辛かったね」などと否定せずに
共感してあげて下さい。