新しい家族を迎えることは、新たな生活に順応しなければならないということです。特に一人目では不安も多いことだと思います。過度の疲労を防ぐためにお母様は積極的に休むこと、人に頼ることが大切です。産後うつも稀ではありません。
【赤ちゃんに関してのアドバイス】
- 赤ちゃんは泣きやまないことがあります。まずは深呼吸してイライラしないようにしましょう。抱っこして優しく揺すったりすると泣き止むことがあります。決して強く揺さぶらないでください。脳障害をきたす「揺さぶられっ子症候群」があります。
- 抱っこやマッサージなど、赤ちゃんの体にたくさん触れましょう。
- 赤ちゃんを寝かせるときには必ず仰向けにしましょう。お母様が眠りに落ちる前に、必ずベビーベッドに連れて行ってあげてください
- 授乳の時間になったら刺激して起こして授乳してください。最初の1ヶ月は4時間以上はあけないようにしてください。母乳・ミルク以外はあげないでください。
- 車に乗るときは必ずチャイルドシートを使用しましょう。
- 日焼けをさせてはいけません。
- 赤ちゃんをあやすのにスマホやタブレット、テレビなどの機器を使わないでください。
- 赤ちゃんのいる空間でタバコを吸ってはいけません。
- 沐浴の時は必ず湯温を確認してから入れてください。
- ソファーなどに横にしたときには、決して目を離さないでください。また、ベッドから離れる時は短い時間でもサークルを上げなくてはいけません。寝返りができなくてもずって落ちることがあります。
【お母様に関してのアドバイス】
- 困ったときに頼ることのできる家族や友人を持ち、助けが必要と思ったときには遠慮せずに頼りましょう。自治体の保健師さんも助けてくれますので、連絡方法を確認しておいてください。
- 誰でもイライラしたり途方にくれることがあります。いったん赤ちゃんから離れて深呼吸をし、誰かに電話したり、助けてもらうようにしてください。
- お母様自身の時間を持つようにしましょう。また、積極的に休んでください。
- 落ち込むことが多ければ、医師や自治体の保健師さんに必ず相談してください。
- 赤ちゃんのかかりつけ医を決めましょう。