子どもに関する事故としてよく聞かれるのが、マンションのベランダを超えて転落する、子ども自ら玄関ドアを開けて外に出ていく、自転車のチャイルドシートに乗ったまま保護者が離れてその際に自転車ごと倒れてしまう、ポットや炊飯器の熱湯に触れた、等があります。
実際よく目にするのは、お買い物や園での送迎で、「すぐ済むから…」や「子どもが寝ているから…」とチャイルドシートに乗せたまま、大人が自転車から離れる場面です。
大人が離れている際、外部から接触があったり、“目が覚めたら誰もおらず不安”から自ら降りようとしたりなどの行動で自転車ごと転倒することは十分考えられ、シートからの高さからだと大きな外傷に繋がります。
事故の発生は私たち大人の「ちょっとだけだから離れても大丈夫」「まさか、ここまで届かないだろう」という思いからおこりやすく、実は大人が想像する以上の行動を子どもはおこすのです。
そのため自転車に乗せる際は、子どもから目を離さない事、そして安全を考え、できるだけヘルメットを着用させることも大切なお子様を守るために大切なことですね。
大きな事故につながる前に子どもを取り巻く環境を一度見渡し、危険がないか確認してみましょう。
こども家庭庁から発行している≪こどもの事故防止ハンドブック≫があるのでお時間ある時に目を通してください。
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook










