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診療案内 やけどの初期対応

一年を通じて、汁物や麺類などの熱い飲み物や、やかんやポットからの熱湯、調理中の油、炊飯器からの蒸気・太陽によって熱された鉄板(足元)・アイロンなど、日常生活の中には火傷に繋がるものがたくさんあります。

 

この時期はさらにストーブを使用する機会が増えるので、今回は火傷した時の応急手当をお伝えします。

 

電気ケトルによるやけど      アイロンによるやけど     炊飯器によるやけど

まず、

①患部を流水で冷やす

痛みの軽減と火傷による皮膚の損傷を最低限にする為です。衣服の上からの火傷なら、その上から流水をかけて冷やしましょう(最低でも10分ほど)

 

②冷やした後、患部が小さめの場合はハイドロコロイド絆創膏を貼る

目にはわからない損傷が考えられるので、一度は医療機関を受診する

 

患部が小さい場合に関しては、流水で洗ってきれいした後、患部よりひとまわり大きいサイズのものを貼ります。5日間ぐらい貼ったままにし、テープが剥がれた時や浸出液が漏れてきた時は交換してください。

患部を消毒したり、軟膏を塗ったりすることはやめましょう。

衣服の上からの火傷の場合は、無理に衣服を剥がさず、そのままで医療機関を受診しましょう。また、水ぶくれや痛みの強い時にも医療機関を受診することが必要です。

 

高温による火傷とともに、あんか、湯たんぽ、使い捨てカイロなどによる“低温火傷”というものもあります。

こちらも皮膚の深いところまで火傷するので、冷やして、水泡や皮膚が白っぽくなって痛みが感じにくくなっていたら医療機関を受診しましょう。

低温やけど

「これは火傷するものだから触れないでね」と普段から声掛けすると同時に、何よりお子さまの手の届くところに、火傷の原因となるものをおいておかないようにしましょう。

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